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最寄駅:近鉄 青山町駅
快速急行、急行、普通が停車します。
駅からまっすぐ歩くと木津川が流れており、川を渡ったところが宿場町になっています。初線街道(奈良から伊勢を結ぶ街道)が走っており、昔は阿保宿がありました。阿保は「あほ」ではなく「あお」とよみます。青山町駅もできた当初は阿保駅という名前でした。街道沿いに右側に曲がります。阿保宿には義左衛門の酒銘で有名な若戎酒造があります。
初瀬街道を歩いていくと阿保西町の信号を超え、小さな川を渡ると三叉路になっていて右に常夜灯が見えます。左手の道に入ってノエビアの看板を越した左手の山が阿保城跡です。
階段があるので登ると丘の上で、そのまま虎口に続いています。虎口の土塁の上には祠があり、虎口を入ると主郭です。主郭を取り囲む土塁は2m半ほどあります。
主郭の真ん中には「史跡 阿保頓宮跡」の碑が建っていました。頓宮とは斎宮へ向かう斎王が途中で宿泊した宮ですが、どう見ても中世の城郭跡です。住宅地のすぐ近くに主郭だけですが、よく城跡が残りました。
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