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桑名城(桑名市・三重県)


桑名城 スーツ姿で大丈夫な山城公園なのでスーツ姿で大丈夫です

桑名城までのアクセス

最寄駅:近鉄、JR 桑名駅

九華公園は桑名城の本丸跡と二の丸跡に作られた公園で、城は残っていませんが、堀跡などが残っています。

神社の横に天守閣跡もひっそりと残っています。城跡の近くには「七里の渡し」があります。東海道を名古屋まで進むと熱田神社近くに宮の宿があり、ここから桑名までは七里の船旅でした。桑名に着くと、桑名城の櫓と伊勢国の入口にあたるため、伊勢神宮の「一の鳥居」が出迎えてくれます。江戸時代はこの鳥居をくぐって、お伊勢参りに出発したんですね。

桑名藩の初代藩主は本多忠勝です。本多忠勝といえば酒井忠次、榊原康政、井伊直政と並ぶ、いわゆる徳川四天王の一人です。桑名城跡の九華公園には鹿角の兜をかぶった本多忠勝の像があります。すぐ隣が中食で有名な柿安本店。本多忠勝は桑名で亡くなっています。

桶狭間の戦いで徳川家康が丸根砦、鷲津砦に囲まれた大高城に兵糧を入れますが、この時が初陣でした。武田信玄との戦いとなった一言坂の戦いで徳川軍が大敗しますが、本多忠勝は殿(しんがり)を守り、無事に徳川家康を逃がします。武田軍からは「家康に過ぎたるものが二つあり、唐の頭に本多平八」とたたえられます。唐の頭というのは家康が愛用していたヤクの毛で作られた兜のことで、本多平八とは忠勝のことです。

蜻蛉(とんぼ)切という名前の槍を愛用し、鹿の角の兜がトレードマークで、「蜻蛉が出ると、蜘蛛の子散らすなり。手に蜻蛉、頭の角のすさまじき。鬼か人か、しかとわからぬ兜なり」という本多忠勝をうたった川柳が伝わっています。

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